昭和史を読んでいる |
といっても、古本屋で目に付いたのを手当たり次第に買って読んでいるだけである。
体系的でも網羅的でも何でもない。
特に、中公新書の「現代史」のシリーズには、読み応えのあるのが並んでいる。
ほとんどが90年代に発刊されたものであり、古本屋では手頃な価格で入手できる。
日露戦争のあと、なぜ日本人はあれほど驕り高ぶって、夜郎自大の世界に入り込んでしまったのだろう。満州事変から太平洋戦争の突入に至るまで、軍部の暴走は止められなかったのか。
石原完爾という人物に非常に興味を引かれる。満州事変の首謀者とされながら、その後の軌跡の意味づけがわからない。昭和天皇とも波長が合わなかったようである。
もうすこし読み進めてみたい。