チェンバロ&ピアノ リサイタル |
演奏会場も横浜 港の見える丘公園のイギリス館と、これまたチェンバロにはぴったりではないかなと予想される。奏者は吉原明子さん。
チェンバロは吉原さんが自宅から持ってきたとのこと。
会場はせいぜい50人規模というこじんまりしたもの。
チェンバロの真ん前に席をとった。
チェンバロは繊細な響きで、当夜の会場にマッチする。
音量もちょうど好ましい。
前半のクープラン、ラモーとあたかも家庭演奏会の雰囲気。
ストップによる音色の変わり具合がよくわかる。
さすがにバッハになると、一変して厳格な音楽だ。
後半はピアノに変わる。
フルコンではないものの、チェンバロと比較すれば圧倒的な響きだ。
小柄な吉原さんからは想像できない大きな音量。
部屋の容量もあってかやや飽和する感があったが。
モーツァルトは明快な演奏だ。
ラヴェルはいかにも印象派らしい独特の音色がはっきりとする。
アンコールもしゃれた曲であった。
(チェンバロ演奏)
クープラン:修道女モニク
ラモー:ホ調の組曲より
バッハs:パルティータ第2番
(ピアノ演奏)
モーツァルト:ピアノソナタ K330
ラヴェル:クープランの墓
アンコール~ラヴェル:鏡から「洋上の小舟」
私は新国立劇場でR.シュトラウスの「影のない女」を鑑賞してきました。
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