みなとみらいクラシック・クルーズ Vol.64 |
2015.2.18(水) みなとみらいホール 小ホール
冷たい小雨、今にも雪になりそう。本日のクラシック・クルーズはみなとみらいの小ホール。入口で先輩のMmさんと顔を合わせる。パーヴォ・ヤルヴィ&N響を聞いたとのことだ。
今回はフルートの独演会。小ホールとはいえ、最後列はやはりステージから遠い。細かなニュアンスが聞きとれない。バッハの無伴奏チェロ組曲のフルート版から。全6曲のうち第2番はちょっと印象が薄いなと感じる。演奏の山田さんが紹介したように、後のライネッケの協奏曲との対比なのか。バッハはニ短調で、ライネッケはニ長調である。
はじめのバッハの組曲。チェロに比べるとフルートの演奏は、やわらかな印象を受ける。座席が遠すぎるのか、バッハの持つダイナミック感が伝わってこないのが残念。
ライネッケの曲は、いかにもフルートにぴったりの協奏曲。ピアノとのコンビ。
アンコールはフォーレの小品。
フルートの山田さんは風邪をひいたとのトークがあった。イマイチ調子が出なかったか。
<プログラム>
J.S.バッハ(マイゼン編曲):無伴奏チェロ組曲 第2番 ニ短調
ライネッケ:フルート協奏曲 ニ長調
フルート:山田恵美子(神奈川フィル首席フルート奏者)
ピアノ:土屋律子