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2012年 02月 29日
東電福島第1原発事故について、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の調査結果が2/28公表された。
毎日新聞によれば、事故調は、事故直後の政府対応について「官邸主導による現場への過剰介入があった」と批判し、菅直人前首相について「(政治家が細部に口を出す)マイクロマネジメントに走り、危機管理の取り組みとして不合格だった」と酷評したそうだ。 個人攻撃のような印象があるのは残念だが、想定外の未曾有の事故に直面した際の危機管理の重大さに言及している。 突発事故での危機管理の重要性を強く印象づけるものとして、「アポロ13号の事故」を忘れることができない。このドキュメントは、新潮文庫『アポロ13号 奇跡の生還』(立花隆訳、1998/7刊)で読める。トム・ハンクスの主演で映画化もされている。 → こちら アポロ13号は1970年4/11にリフトオフするが、4/13地球から33万キロの距離で酸素タンクが爆発する。月まであと1日の航程にあった。電力供給ラインが死んでしまう。酸素なし、水なし、エネルギーなしで、零下100度以下の超低温空間を3人の宇宙飛行士はどう生き抜き地球に生還するのか。想像もつかない深刻な事態の発生だ。 宇宙飛行士と地上の管制センターが必死の対応策を実行する。予想外の問題がくり返し発生するがその都度知恵をしぼって切り抜ける。 宇宙飛行士3人が無事地球に帰還したのは5日後の4/17である。 地上管制センターの飛行主任の必死の危機管理とリーダーシップ、帰還への手順を検証しきちんとチェックリスト化する努力に強く印象づけられた。 この本『アポロ13号 奇跡の生還』のまえがきで、訳者の立花隆は、こう書いている。 ……アポロ11号の成功より、アポロ13号の失敗のほうが、アメリカの宇宙技術のすごさを示している。日本には、技術力だけでなく、アポロ計画のようなビッグ・プロジェクトのマネジメント能力もなければ、まして、アポロ13号で起きたようなとてつもない危機に対応する危機管理能力もない。このようなマネジメント能力において決定的に立ち遅れている。 アポロ13号の事故は1970年、既に42年前のことだ! ![]()
2012年 02月 24日
2012年 02月 22日
東京クヮルテットの演奏会に行ってきた。
神奈川県立音楽堂 2012.2.21(火) 聴衆の心に響くように、よく考えられたプログラムであった。 ハイドンで始まり、バルトークを経て、ベートーヴェンに至る道のりをたどるよう。 アンコールには、リームともう一度ハイドン――モーツァルトをやると思っていたが。 回帰的なプログラムとなった。 ハイドンのセレナーデを聞いて、音楽的にたっぷりとした満足感をもって帰途に着くことができた。 ありがとう ハイドンの晴朗さ、計算されてはいるが野性的ではあるが厳しさのあるバルトーク。 そして、晩年の緻密なベートーヴェン。 ベートーヴェンには別れの歌が聞こえる。やはり第3楽章なんか、どう聞いても祈りではないだろうか、そこから、決断を思わせる第4楽章に突入する……このあたりはすごいと思う。 「東京」と名が付くものの、いま日本人が座るのは、第2ヴァイオリンとヴィオラ。いずれも内声部というのが興味深い。クヮルテット全体の色づけに透明感があると聞こえる。円熟していると言ったらいいのだろうか。 とくに、バルトークの演奏は、ホールの特性ともマッチして、一段と鮮烈なものであった。 <プログラム> ハイドン:弦楽四重奏曲 第81番 バルトーク:弦楽四重奏曲 第3番 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第15番 op.132 アンコール~リーム、ハイドン:セレナード <メンバー> 第1ヴァイオリン:マーティン・ビーヴァー 第2ヴァイオリン:池田菊衛 ヴィオラ:磯村和秀 チェロ:クライヴ・グリーンスミス ![]()
2012年 02月 18日
東京二期会のオペラ公演、ヴェルディのオペラ《ナブッコ》を観てきた。
東京文化会館 2012.2.17(金) 新鮮な活力に溢れた公演であった。 この活力の源はどうも指揮者のアンドレア・バッティストーニにあったようだ。 まだ24歳とのこと。まさにヴェルディの初期オペラに相応しく、若々しく、てらいのない、力感に溢れたダイナミックな演奏であった。東フィルも頑張った。 あの有名な合唱曲《我が思いよ、黄金の翼に乗って》も、オペラの中にあってこそ、 一段と感動的であった。 《ナブッコ》では終始合唱が活躍するが、さすがに二期会合唱団はうまい。 演出のダニエレ・アバドは、あのクラウディオ・アバドの息子とのことだ。 シンプルな演出と感じたのだが、いろいろテーマが隠れていたようでもある。 要所では、聖書を手にした白装束の少女をさりげなく登場させていたが。 それと、合唱曲《我が思いよ、黄金の翼に乗って》が2度演奏された。 2度目は合唱団が舞台一杯にひろがって歌ったが、大震災へのメッセージとかの意図があったのかも。 歌手では冒頭に登場した大司祭ザッカーリアを歌ったジョン・ハオさんの堂々とした歌唱に感心しました。 チケットD/E席は、満席とのことで手に入らず、インターネットのオークションで手に入れた。現実にはE席の周辺には空きが目立ったのだが、主催者にはもっと販売方法を考えてほしい。良い公演だっただけに惜しい。 <プログラム> 歌劇《ナブッコ》作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 指揮:アンドレア・バッティストーニ 演出:ダニエレ・アバド ナブッコ:上江隼人、イズマエーレ:松村英行、ザッカーリア:ジョン・ハオ アビガイッレ:板波利加、フェネーナ:中島郁子ほか 合唱:二期会合唱団 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 ![]()
2012年 02月 12日
JR新橋駅を降りて、築地市場→浜離宮恩賜庭園とまわってきた。
幸い風もなく、気温は低いものの、太陽の光をあびて快適な散歩となった。 日曜日とのことで築地市場は開いていない。 場外の店も開いているのは限られているようである。 観光客もいつものような押すな押すなといった雰囲気ではない。家族づれが目立つ。 外人観光客もいない。観光バスは日曜とのことでコースから外しているようだ。 卵焼店には行列。ホタテ焼も人気のようである。回転寿司店は大賑わい。 「マグロの解体ショー」は残念ながら見逃してしまった。カブトだけが残っていた。 そのあと、浜離宮へとまわる。ちょっと冬の季節は見所がないという感じ。 梅のつぼみも未だ固い。開くのは2、3週間先ではないかな ◆築地市場を歩く→ こちら ![]()
2012年 02月 05日
藝大定期 室内楽 第38回に行ってきた。
東京藝術大学奏楽堂にて 2012.2.4(土) 場所がわからず最初は旧の奏楽堂(↓下の写真)に行ってしまった。 誰もいないので館内にずかずか入り込んでしまったが、これはまずかった! 新しい奏楽堂は藝大の音楽学部の敷地にある。 本日は室内楽定期とのことで、 藝大音楽学部の学生・大学院生が出演し、全7曲の室内楽が演奏された。 現代音楽もあり最後にはベートーヴェンの大曲が控えている。 曲目にバリエーションがあるのが楽しい。 いずれも学生らしい熱気にあふれた若々しい演奏が続いた。 なかでも、③フォーレ:ピアノ四重奏曲とか、④シューマン:ピアノ三重奏曲は、バランスのとれた、良い演奏だなと感じた。 しかし、やはりベートーヴェンの2曲(⑥、⑦)が熱演であった。 演奏についても、技術やアンサンブルなどに、一日の長があるなと感じた。 とくに最後の《ラズモフスキー第3番》は圧倒的な演奏ではなかったか! 参考までに⑦の演奏メンバーを記しておくと 第1Vn:長尾春花、第2Vn:山本美樹子、Vo:中村翔太郎、Vc:山本直輝 とくに、長尾さんには、厳しい演奏ぶりや美しい音色に、すでに大家の風格すら感じた――名前を忘れないようにしようと思った次第だ。 <プログラム> ①三善晃:トルスⅤ 3台のマリンバのための ②フランセ:木管五重奏曲 第1番 ③フォーレ:ピアノ四重奏曲 第1番 ④シューマン:ピアノ三重奏曲 第3番 ⑤イウェイゼン:湖ウルチェスター・ファンタジー ⑥ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 作品95 《セリオーソ》 ⑦ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 作品59-3 《ラズモフスキー第3番》 ![]()
2012年 02月 01日
先日報告したCDプレイヤーがメーカーから戻ってきたが、
故障箇所は、やはりはっきりしない。予想通りだ。 メーカーでは数日間チェックしたが再現しないとのことだ。 一応、回路アッセンブリ基盤を交換したとのこと。 CDは開発されてすでに、20数年を超えているが、媒体がむき出しとなる仕様はやはりいろいろな問題を引き起こすようだ――傷のつく問題とか、回転駆動の安定性など。カートリッジに媒体を収容する形態のメリットもあったはずだ。 今回はCD音盤の不良と思うしかない。プレスの精度がやや規格外れに近いのではないか?というのが素人判断なのだが……。 さっそくCDショップに交換を申し出よう! さて この1/31(火)に、激安のバス・ツァーに行ってきた。 「富士五湖周遊 冠雪の富士山ぐるっと1周と初詣」というもの。 なにしろ夫婦2人で福沢さん1枚そこそこである。 つい数日前に、富士五湖周辺を震源地とするかなり大きな地震があったばかりなので、 ちょっと緊張感があったのだが、 こちらは横浜からの出発であるが、バス2台が満杯の盛況ぶり――もちろんシニアの夫婦づればかり、であった。 幸運にも終日、快晴にめぐまれ、いずれの絶景ポイントでも、冠雪にかがやく富士山を望むことができた。浅間神社では年初のお祓いまでしてもらった。 ちょっと残念だったのは、陽光の具合がやや逆光気味となり、富士山のくっきり感にイマイチ感があったことだ。 周遊のコースは、富士市からはいって、朝霧高原から ①本栖湖 →②精進湖 →③西湖 →④河口湖 →⑤山中湖とまわり、御殿場から東名で横浜に戻るというもの。 ![]() < 前のページ次のページ >
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