2011年 10月 06日
スティーブ・ジョブズの訃報 |
スティーブ・ジョブズの死去が各紙で報じられている。どこも最大限の賛辞を捧げている。ソフトバンクの孫正義氏は「スティーブ・ジョブズは、芸術とテクノロジーを両立させた正に現代の天才だった。レオナルド・ダ・ヴィンチと並び称される」とコメントしている。確かにスティーブ・ジョブズの果たした役割は、コンピューターの歴史を変えるような大きなものだったのは間違いない。
スティーブ・ジョブズの名前を聞くとき、かつてのゼロックスのPARC研究所のことを思い出さずにはいられない。ジョブズがこの研究所を訪れて、パソコンを簡単に動かすためのアイデア――マウスとか直感的な画面操作法――を得たのは有名なエピソードではないか。
この辺の事情はこちらの本に詳しい。こちら
→『未来をつくった人々 ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明』(
マイケル・ヒルツィック著、鴨澤眞夫訳、毎日コミュニケーションズ、2001/10)
ここで、ジョブズはこう言っている。「ゼロックスは今日のコンピュータ産業を丸ごと手に入れることができた。会社の規模は、そう、十倍にもなっただろう。IBMになることが――90年代のIBMになることができた。90年代のマイクロソフトになることもできたのだ」。
ジョブズはPARCを技術的には先進者として認めてはいたものの、マネジメント面からは反面教師としてとらえ、経営者としてアップルを率いてきたのだろう。
彼の言うとおり、アップルは、株式時価総額で世界最大の電機IT企業になったのだから。
スティーブ・ジョブズの名前を聞くとき、かつてのゼロックスのPARC研究所のことを思い出さずにはいられない。ジョブズがこの研究所を訪れて、パソコンを簡単に動かすためのアイデア――マウスとか直感的な画面操作法――を得たのは有名なエピソードではないか。
この辺の事情はこちらの本に詳しい。こちら
→『未来をつくった人々 ゼロックス・パロアルト研究所とコンピュータエイジの黎明』(
マイケル・ヒルツィック著、鴨澤眞夫訳、毎日コミュニケーションズ、2001/10)
ここで、ジョブズはこう言っている。「ゼロックスは今日のコンピュータ産業を丸ごと手に入れることができた。会社の規模は、そう、十倍にもなっただろう。IBMになることが――90年代のIBMになることができた。90年代のマイクロソフトになることもできたのだ」。
ジョブズはPARCを技術的には先進者として認めてはいたものの、マネジメント面からは反面教師としてとらえ、経営者としてアップルを率いてきたのだろう。
彼の言うとおり、アップルは、株式時価総額で世界最大の電機IT企業になったのだから。
by kana-smart
| 2011-10-06 21:11
| パソコン/デジカメ
|
Comments(1)
Commented
by
KawazuKiyoshi at 2011-10-07 02:57
SteveJobsの早い死は悲しいですね。
天才の死。
発想法が面白かったですね。
iPodにはお世話になっています。
だから
今日もスマイル
天才の死。
発想法が面白かったですね。
iPodにはお世話になっています。
だから
今日もスマイル
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