アナログ回帰か? |
CDも聞けないので、ついに奥にしまってあったアナログ・ディスク・プレーヤーを引っぱり出してきた。一応動作はするようである。アクリル・ケースの一部にひびが入っている。アナログ・ディスクはほとんど処分してしまったので数枚しか手元に残っていない。あとはフォノ・イコライザーをどうするかだ。ネットを調べると、オーディオテクニカから外部接続できる製品が発売されているので、さっそく手に入れた。
AT-PEQ3というフォノイコライザー。サイズはやや大きめのシガレット・ケース。電源はACアダプターから供給する。メイン・アンプにつなぐと即座に動作が確認できた。ノイズも低いようである。ボリュームMaxでかろうじて耳につくレベル。手持ちのカートリッジに対してはややゲイン不足の感がある。RIAA偏差はどうなのだろう。気持ち高音が強めに感じるが耳では判断できないが充分に実用に耐える。これから聞き込んでいくうちにいろいろ様子が分かるだろう。
さっそく箱を開けて内部を見てみると。さすがに1チップのICでコンパクトにまとまっている。JRCのOPアンプ(5532D)――2回路入りの低雑音アンプ、を使用。C/R部品をグレードアップすることで高音質を狙えそうだが、またまたアナログの泥沼に入り込むのが怖い。