2013年 11月 13日
カイユボット展 |
ブリヂストン美術館 2013.11.12(火)
新聞に何回も広告が載ったので、ついさそわれて、カイユボット展へ行ってきた。ギュスターヴ・カイユボット(1848-1894)はモネやルノワールとともに、印象派を代表する画家。仲間の作品を購入したりして経済支援を行っていたそうだ。
入口ちかくにまず展示されているのが《ヨーロッパの橋》。新聞の広告で惹きつけられた絵だ。ひどく大きな絵である(124.7×180.6㎝)。セピアがかったような色彩が目につく。たたずむ男、何やら話を続ける夫婦づれ、犬が歩く。主題が出そろっている。遠近感を誇張した思い切った三次元の空間。
このカヌーの絵↓《イエール川のペリソワール》はどこかで見たような、記憶を呼び覚ますように印象が強い。爽快な気分の満ちあふれた絵である。初夏の一日カヌー遊びに興じる少女といった雰囲気がある。これも大きなサイズである(89×115㎝)。
ほかに、《昼食》とか《ピアノを弾く若い男》とか印象的なものがあった。どこかで誰かが言っていたように、確かに、どの絵も広角レンズの視覚である。広い空間に遠近のバランスをとって数多くの人物などの対象を描きこんでいる。
このあと
飯田橋の音楽之友社ホールに向かい、「ペーター・レーゼルのトーク&プレイ」に行った。レーゼルさんは1945年のドレスデン生まれのピアニスト。オポーリンに師事したとのこと。佐藤卓史さんとの連弾で、シューマンの《東洋の絵》やブラームス《ハンガリー舞曲》などの演奏があった。できれば単独演奏でモーツァルトなど聞きたかったが。
ピアノはホール備え付けのベーゼンドルファー・インペリアル290で、購入後30年は経っているらしい。いぶし銀といった音色である。それに響きが深い。
新聞に何回も広告が載ったので、ついさそわれて、カイユボット展へ行ってきた。ギュスターヴ・カイユボット(1848-1894)はモネやルノワールとともに、印象派を代表する画家。仲間の作品を購入したりして経済支援を行っていたそうだ。
入口ちかくにまず展示されているのが《ヨーロッパの橋》。新聞の広告で惹きつけられた絵だ。ひどく大きな絵である(124.7×180.6㎝)。セピアがかったような色彩が目につく。たたずむ男、何やら話を続ける夫婦づれ、犬が歩く。主題が出そろっている。遠近感を誇張した思い切った三次元の空間。
このカヌーの絵↓《イエール川のペリソワール》はどこかで見たような、記憶を呼び覚ますように印象が強い。爽快な気分の満ちあふれた絵である。初夏の一日カヌー遊びに興じる少女といった雰囲気がある。これも大きなサイズである(89×115㎝)。
ほかに、《昼食》とか《ピアノを弾く若い男》とか印象的なものがあった。どこかで誰かが言っていたように、確かに、どの絵も広角レンズの視覚である。広い空間に遠近のバランスをとって数多くの人物などの対象を描きこんでいる。
このあと
飯田橋の音楽之友社ホールに向かい、「ペーター・レーゼルのトーク&プレイ」に行った。レーゼルさんは1945年のドレスデン生まれのピアニスト。オポーリンに師事したとのこと。佐藤卓史さんとの連弾で、シューマンの《東洋の絵》やブラームス《ハンガリー舞曲》などの演奏があった。できれば単独演奏でモーツァルトなど聞きたかったが。
ピアノはホール備え付けのベーゼンドルファー・インペリアル290で、購入後30年は経っているらしい。いぶし銀といった音色である。それに響きが深い。
by kana-smart
| 2013-11-13 11:36
| 美術館めぐり
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