スカラ座フィルを振った大野和士 |
海外楽信(ミラノ 井内美香)によるとかなり好評だったようである。2007年のシーズンはオペラを指揮する予定もあるとのことだ。
大野和士のスカラ座デビューはマーラーの交響曲第7番。決然としてはいるがしなやかな音楽は特に第2、3、4の中間楽章が際立ち、第3楽章のスケルツォに入ったあたりからスカラ座全体が熱気に包まれたとのこと。最終楽章は集中力のある終わり。天井桟敷から大勢のブラヴォーの声が飛んだそうだ。
この9月にオペラシティ・コンサートホールで、大野/モネ劇場オケによる、マーラー5番の壮絶な力演を 目の当たりにしたものには、うなずける話である。これからのスカラ座でのオペラ公演が待たれる。
(追) さっそく スカラ座フィルへの 次の出演が 06年5月 定期演奏会 に 決まったようである → こちら
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