2016年 02月 08日
東京バロック・スコラーズ バッハ:《ロ短調ミサ曲》 |
2016.2.7(日)
すみだトリフォニーホール・大ホール
TVでは北朝鮮のミサイル打ち上げのニュースをやっていた。家を出て錦糸町に向かう。冬空にスカイツリーがくっきりと屹立していた。
すみだトリフォニーホールには、開場前ながら入場者の列ができている。それも男女のシニアがほとんど。この渋いバッハのミサ曲に自由席とは言いながら、それほどの関心があるのか?漏れ聞く会話によると、多くの人が合唱団活動をしているようだ。近々この曲を発表会でやるとか……。そうなんだ!
はじめに指揮者の三澤洋史さんのプレトークがありました。ちょっと期待の内容とはすれ違いでしたね。途中に休憩を挟んで2部構成だった。前半は、第1部のキリエ、グローリア。後半は、第2部 クレド、第3部 サンクトゥス、第4部 オザンナ~アニュス・デイ。
冒頭の「キリエ」から合唱の深い響き、――失礼ながら、とてもアマとは思えなかった、に圧倒される。三澤さんの明確な指揮。真摯な姿にバッハへの傾倒ぶりがうかがわれる。管弦楽のアンサンブルもぴったり。
第1部の締めくくりの合唱にしても、独奏から始まり、合唱が徐々に積み重なりオケの合奏も加わり大きなクライマックスへと導かれる。7声とかのポリフォニー。さすがに合唱指揮者としての蓄積が十分に発揮されたものでしたね。
プロテスタントのバッハが、なぜミサ曲に取り組んだのはなぜ?、とは誰もが感じる疑問ですが。プログラム解説の磯山雅さんによれば、バッハはキリスト教を超えた、「普遍的な宗教的価値への到達」を目指したのだろうと言う。バッハの最晩年1749年の末に完成したそうだ。
<プログラム>
J.S.バッハ:《ロ短調ミサ曲》BWV232
指揮:三澤洋史
ソプラノ:國光ともこ、アルト:加納悦子、テノール:畑儀文、バス:大森いちえい
合唱:東京バロック・スコラーズ
管弦楽:東京バロック・スコラーズ・アンサンブル
すみだトリフォニーホール・大ホール
TVでは北朝鮮のミサイル打ち上げのニュースをやっていた。家を出て錦糸町に向かう。冬空にスカイツリーがくっきりと屹立していた。
すみだトリフォニーホールには、開場前ながら入場者の列ができている。それも男女のシニアがほとんど。この渋いバッハのミサ曲に自由席とは言いながら、それほどの関心があるのか?漏れ聞く会話によると、多くの人が合唱団活動をしているようだ。近々この曲を発表会でやるとか……。そうなんだ!
はじめに指揮者の三澤洋史さんのプレトークがありました。ちょっと期待の内容とはすれ違いでしたね。途中に休憩を挟んで2部構成だった。前半は、第1部のキリエ、グローリア。後半は、第2部 クレド、第3部 サンクトゥス、第4部 オザンナ~アニュス・デイ。
冒頭の「キリエ」から合唱の深い響き、――失礼ながら、とてもアマとは思えなかった、に圧倒される。三澤さんの明確な指揮。真摯な姿にバッハへの傾倒ぶりがうかがわれる。管弦楽のアンサンブルもぴったり。
第1部の締めくくりの合唱にしても、独奏から始まり、合唱が徐々に積み重なりオケの合奏も加わり大きなクライマックスへと導かれる。7声とかのポリフォニー。さすがに合唱指揮者としての蓄積が十分に発揮されたものでしたね。
プロテスタントのバッハが、なぜミサ曲に取り組んだのはなぜ?、とは誰もが感じる疑問ですが。プログラム解説の磯山雅さんによれば、バッハはキリスト教を超えた、「普遍的な宗教的価値への到達」を目指したのだろうと言う。バッハの最晩年1749年の末に完成したそうだ。
<プログラム>
J.S.バッハ:《ロ短調ミサ曲》BWV232
指揮:三澤洋史
ソプラノ:國光ともこ、アルト:加納悦子、テノール:畑儀文、バス:大森いちえい
合唱:東京バロック・スコラーズ
管弦楽:東京バロック・スコラーズ・アンサンブル
by kana-smart
| 2016-02-08 10:29
| オペラ/コンサート/CD
|
Comments(1)
Commented
by
desire_san at 2016-02-17 10:13
こんにちは。
私も東京バロック・スコラーズ のバッハ:《ロ短調ミサ曲》を聴いてきましたので、演奏会を再体験する気持ちで、興味を持って読ませていただきました。区切りや最後の合唱の盛り上がりも見ごとで、ソロも演奏も充実した演奏会だと思いました。
私も鑑賞記と「プロテスタントのバッハが、なぜロ短調ミサ曲を作曲したかについて、詳しく調べて考察してみました。よろしかったらみてくださると受しいです。感想、ご意見などブログにコメントいただけると感謝いたします。
私も東京バロック・スコラーズ のバッハ:《ロ短調ミサ曲》を聴いてきましたので、演奏会を再体験する気持ちで、興味を持って読ませていただきました。区切りや最後の合唱の盛り上がりも見ごとで、ソロも演奏も充実した演奏会だと思いました。
私も鑑賞記と「プロテスタントのバッハが、なぜロ短調ミサ曲を作曲したかについて、詳しく調べて考察してみました。よろしかったらみてくださると受しいです。感想、ご意見などブログにコメントいただけると感謝いたします。
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