新国立劇場:《カルメン》 |
2017.1.19(金) 新国立劇場
代々木八幡に寄って遅ればせの初詣。境内には縄文時代の竪穴式住居(復元)があった。山手通りから初台に出て新国立劇場に向かう。本日のオペラ公演は《カルメン》
さすがに人気演目だけに満席のようだ。自分は、《カルメン》の本格的公演に接するのは初めてだった。楽しいオペラ公演でしたね。ストーリーはお馴染みだし、聞き慣れたメロディーが次々と出てくるし。
場面のつなぎにちょっともたもたが感じられたのは公演初日のせいだろう。
主役のカルメンはなかなか魅力的。いまいちオーラが足りないと感じたのは、4階席から観たせいか?《ウェルテル》ではシャルロッテを歌ったとのことだが、まったく覚えがない。⇒ こちら http://kkana.exblog.jp/24285075/
それにしてもホセはしょうがない男ですね。もっと別表現の新しい演出はないのか!? ミカエラが切ない。砂川涼子さんへの拍手が一番大きかったのでは
オケも快適なテンポ。前奏曲はちょっと速すぎたのでは。この指揮者はドラマティックな表現が得意なのか。合唱がビンビン響き、存在感がたっぷり。
舞台セットに引き込まれました。とくに冒頭の場面。セビリアの街角が活写されています。猥雑感がなかなか――市場に集う人々、軍隊、子どもたち、壁塗り職人 など
<キャスト>
【指 揮】イヴ・アベル
【演 出】鵜山 仁
【カルメン】エレーナ・マクシモワ
【ドン・ホセ】マッシモ・ジョルダーノ
【エスカミーリョ】ガボール・ブレッツ
【ミカエラ】砂川涼子
【スニガ】妻屋秀和
【モラレス】星野 淳
【ダンカイロ】北川辰彦
【レメンダード】村上公太
【フラスキータ】日比野 幸
【メルセデス】金子美香
【合唱指揮】三澤洋史
【合 唱】新国立劇場合唱団
【児童合唱】TOKYO FM 少年合唱団
【ダンサー】新国立劇場バレエ団
【管弦楽】東京交響楽団
私もオペラ『カルメン』を見てきましたので、ブログを楽しく拝見しました。今回のヒロインのジプシーの女カルメンは魔性の女ではありますが、自由を尊重する生活スタイルに絶対の信念を持って生きている女性として魅力を関しました。
私はオペラ『カルメン』の舞台を観て、このオペラの音楽的な魅力を中心にレポートしてみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。トラツクバツクも大歓迎です。