大野和士 フランス芸術文化勲章オフィシエを受勲 |
大野和士は2008/9月から、フランス国立リヨン歌劇場の首席指揮者をつとめている。このほど、フランス芸術文化勲章オフィシエを受勲したとのこと。リヨン歌劇場との任期が満了となり、これまでの功績が評価されたのだろう。
自身の公式ホームページとリヨン歌劇場のホームページで報じられている。
大野和士公式ホームページ ⇒ http://kazushiono.com/index_jp.php
記事によれば、フランス文化省から指揮者・大野和士に「芸術文化勲章オフィシエ」(Officier de l'ordre des Arts et des Lettres)が授与されたとのことだ。(2017.6.12)
9年間にわたるリヨン国立オペラでの常任首席指揮者としての活躍が高く評価された。
また、時を同じくしてリヨン市からも特別メダルが授与された。
特に今シーズンの作品が批評家らから高く評価されたことで、リヨンでの音楽活動を受勲と受賞の連続で華やかに締めくくることになった。5月には、英国の音楽ジャーナリスト主催のインターナショナル・オペラアワードの最優秀オペラ劇場2017にオペラ・ドゥ・リヨンが選ばれ、また、フランス批評家協会主催の最優秀プロダクション部門で、大野和士が指揮したリヨン・オペラ・プロダクションのプロコフィエフ作曲「炎の天使」が選ばれている。
大野和士とリヨン歌劇場のコンビは2度の来日をはたしている。《ウェルテル》(2009/11)、や《ホフマン物語》(2014/7)を携えてのオペラ公演であった。
◆《ウェルテル》(2009.11.1) ⇒ http://www.kana-smart.com/New-SMART-12-07-23/Werther091126.htm
◆《ホフマン物語》(2014.7.9) ⇒ http://www.kana-smart.com/New-SMART-12-07-23/Ono-140709.htm
↓写真は リヨン歌劇場のホームページから